Q設 17. 火災に遭ったボルトは大丈夫か。

 高力ボルト摩擦接合では、被災温度が300℃を超えると導入張力(軸力)が急激に低下するため、300℃を超えると継手として問題となります。なお、ボルト・ナット・座金の機械的性質は、その焼戻し温度を超えると変質します。