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Q規 13. 高力ボルトのトルク係数値 A、.B の違いの理由。

 トルク係数値A(0.110~0.150)とB(0.150~0.190)を比較した場合A(トルク係数値を小さくする)にする事により、小さい締付けトルクで所要の張力(軸力)を得ることができます。
 特にボルトの呼び径が大きくなれば、A、Bの差による締付けトルクの差は、大きくなるため、施工性を考慮した場合Aの方が使いやすい。

 

 また、トルク法による締付けの場合、ボルト M16 であれば締付けトルクが小さいため、トルク係数値A、Bのどちらを使用しても良い。
 ナット回転法による締付けの場合では、ボルトに作用するねじり応力を小さくするためにトルク係数値Aの方が望ましい。