Q施 36. マーキング無しで施工してしまったが。
トルシア形高力ボルト、高力六角ボルト、溶融亜鉛めっき高力ボルトのいずれにおいても、施工完了の目印であり管理のポイントといえます。
マーキングは必須であり、マーキング無しで締付けられたボルトは取り替えることになります。
トルシア形高力ボルト、高力六角ボルト、溶融亜鉛めっき高力ボルトのいずれにおいても、施工完了の目印であり管理のポイントといえます。
マーキングは必須であり、マーキング無しで締付けられたボルトは取り替えることになります。
① ボルト頭部にクロスひずみゲージを貼り付け、ボルト抜き取り時のひずみから張力(軸力)を推定する方法(ゲージ法)
② 超音波測定による、張力(軸力)測定(長さ方向・ナット直角方向法)
などがあります。
現在のトルシア形高力ボルトでは、0℃までの施工について基準化されていますがそれ以下になる場合、継手部の氷晶、レンチの作動、張力(軸力)のコントロール方法を検討し、施工に望むことが必要です。
溶融亜鉛めっき高力ボルトの締付け方法は、ナット回転法であり、締付け後の検査はナット回転量の確認となり、締付け後のトルク検査の必要はありません。